不妊治療はじめました。

低AMH(0.41)なのにPCOS型と診断されたアラフォーの不妊治療の記録です。

風しん検査で移植は一時休止が決定。貯胚とは?

風しん検査の結果が出ました。
夫〇、私×・・・。

抗体はあることにはあったのですが、妊娠を希望している場合に推奨されている数値には届きませんでした。
先生は「妊娠を急いでいることろで治療がストップするのは焦るかもしれないけど、赤ちゃんの目が見えなくなったりしたら大変だからね。」とおっしゃり、その日のうちに風しんワクチンの打って帰ることに。

厚生労働省のHPによると、妊娠中の女性が風しんにかかると、目や心臓、耳などに障害を持つ赤ちゃんが生まれることがあるそうです。
妊娠1か月で風しんにかかった場合の確率は、なんと50%以上とのこと!
早く妊娠できればそれに越したことはないのですが、最終目標は「元気な赤ちゃんを産む」ことなので、特に迷いはありませんでした。

風しんワクチンを打つということは、風しんのウィルスを体内に入れるということなので、もしかしたらそのウィルスが胎児に影響を与えるかもしれません。
実際には妊娠に気づかず風しんワクチンを接種してしまった場合でも、胎児に影響があった事例は無いようですが、リスク回避のためにワクチン接種後2か月は妊娠不可(=移植は不可)とのこと。
(採卵には影響はないようです。)

とはいえ、私はのんびり妊活できる年齢はとうの昔に過ぎています。
この2ヵ月を無駄にしないためには、やっぱり「貯胚」かな。と直感的に思いました。
先生に、この2か月の間にまた採卵することは可能か聞いたところ、「いいと思いますよ。」と即答。
「いいと思います。採卵→採卵でも、採卵→採卵→採卵でもいいですよ。しかし、費用がかかりますからパートナーと相談されてください。」とのことでした。

この「貯胚」
不妊治療初心者の私がなぜ知っていたかというと、初診の際に院長からぽろっと出たワードだったのです。
初診でAMH0.41、内診でみえた卵が1個だった私に、院長は「貯胚」も考えるみたいなことをおっしゃいました。
「貯胚」という聞いたことの無い単語が気になって仕方のない私は、帰宅後即検索魔となったのでした(笑)

検索魔の結果、この「貯胚」私にぴったり!
〇低AMH(0.41)で高齢(もうすぐ39歳)のため、低~中刺激での採卵だろうから連続採卵は多分できる。→実際可能とのことでした。
〇一度の採卵で1~3個ぐらいしか採れないだろうから心もとない。→初採卵前なのでまだわかりませんがD8でみえた卵は3個だったので当たらずとも遠からずでは?
〇39歳の誕生日まであと3か月(初診の時点)しかないので、1歳でも若いうちになるべく多く卵を採っておきたい。
〇3か月後から2か月間は仕事が激務のため、全く病院に行く時間が取れない。
以上の状況を踏まえると、38歳の間に3か月間連続で採卵して貯胚しておき、2か月間病院をお休みして激務から解放された後に移植に臨むというのが理想的だと私の中ではずっと考えていました。

しかし、いざ採卵周期に入ってみると「貯胚」というワードは一切出てこず、???となっていたところでの風しんワクチンでの足止め。
まさに「渡りに船」でした。
夫に相談したところ、以前から「貯胚」については説明していたので、すんなりOK。
2連続採卵になるか3連続になるかはわかりませんが、「貯胚」を目指して頑張ります♪

この「貯胚」、不妊治療の助成を受ける場合は注意が必要です。
「採卵~移植~妊娠判定」までの一連の治療費が1回の助成対象となりますので、1回目の移植までの間に何度採卵しようと申請は1回しかできません。
ARTは、採卵→凍結までの費用が一番高額です。
採卵1回で50万円かかると想定した場合、2回採卵すると50万、3回だと100万円余分に治療費がかかります。
しかしもらえる助成金額は、2回採卵しようが3回しようが、妊娠判定までの一連の治療費とみなされ、同じ金額しかもらえませんので、助成金の面だけでいえば損するのかなと。