不妊治療はじめました。

低AMH(0.41)なのにPCOS型と診断されたアラフォーの不妊治療の記録です。

採卵8周期目の結果①。

自然周期採卵の予定が、hMG注射やセトロタイドが追加された8周期目。
予定外はこれだけではなく、過去最悪の採卵周期となりました。

あ、先に結果を言ってしまうと、採卵数0個でした・・・。

ワタクシ、立派な低スペック患者ですので、採卵数0個の洗礼は、初めての採卵で受けております。
個人的には、凍結結果0個の時の方が、獲得胚0個という結果は同じなのに余分な採卵・培養費用がかかり、嫌でした。

それなのに、何故今回の採卵が過去最悪だったかというと、想定外の事が多すぎて、何が何やら?だったからです。

まず、自然周期の薬無しから、hMG注射が追加。
次に、LHが上がってしまったので、更にセトロタイドが追加。
そして、次の診察で更に事件が起こります。
徐々に上がっていたE2の数値が下がり、大きくなっていた卵胞の代わりに、腫瘍ができていたのです。

E2は卵胞の成熟につれ増えていくホルモンなので、今まで途中で下がったことなどありません。
しかも腫瘍とは?(内診のときにそう聞こえました。)
元々チョコレート嚢胞はあるのですが、今回は別のもの。
診察の際に、新しく腫瘍ができてしまったのか聞いてみたのですが、はっきりとした回答は無く、次回の診察でP4(黄体ホルモン)も測ってみましょうとのこと。

あー!気になるー!
はい、検索開始!

検索魔の結果、黄体嚢胞というものにたどり着きました。
「黄体嚢胞とは、排卵の際に形成される黄体の中に透明な液体が溜まってしまい、風船のように腫れてしまう状態を指します」

・・・これじゃない?

長くなってしまったので、次に続きます。



【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性
7周期目 移植②3日目分割期胚9分割グレード4、13分割グレード4→陰性
8周期目 移植③3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
9周期目 採卵⑥採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
10周期目 移植④3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
11周期目 採卵⑦採卵数1個→凍結胚数0個
12周期目 お休み
13周期目 採卵⑧→採卵数0個

採卵8周期目、自然周期の予定が・・・。

本当に私は採卵周期だったっけ?というぐらい、薬無し注射無しの平和な日々が続いていたのですが、平和は突如として終わりを告げます。

D9の二度目の内診の結果、1個だったAFCが、小卵胞2個とAFC1個に増えていたのです!

院長は、元々どちらかというとガツンと刺激して採卵するタイプ。
ここで欲が出てきたようで、「ちょっとだけ刺激してみてもいいかも。」ということで、2日に1回のhMG注射( あすか150単位)が追加されました。

そしてD12の三度目の内診の結果、10ミリ超えの卵胞2個、小卵胞が3個とまた増えていたため、更にお注射追加となりました。

しかも、首席卵胞がまだ12ミリで成長途中にも関わらず、LHが12.4まで上がっています。
今周期は自然周期採卵の予定でしたので、ルトラール(排卵抑制)は飲んでいません。

という事は!?
・・・はい、出ました。セトロタイド降臨です!
先生がおっしゃるには、hMG注射はアクセル、セトロタイド注射はブレーキとのこと。
ブレーキをかけたらhMG注射150馬力では足りないということで、225馬力にチューンアップされました。

あれれ?
自然周期のはずが、あれよあれよと注射2本打ちです。
こんなことならば、セトロタイドが無い分、低刺激(クロミッド・ルトラール+D8からhMG注射)の方が楽だったかな?
セトロタイドは高級品なので、お会計も3倍以上にはねあがりました。

これでまた凍結結果が0個だったらと思うとぞっとしますが、せっかく増えてくれた貴重な卵を信じるのみですね!


【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性
7周期目 移植②3日目分割期胚9分割グレード4、13分割グレード4→陰性
8周期目 移植③3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
9周期目 採卵⑥採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
10周期目 移植④3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
11周期目 採卵⑦採卵数1個→凍結胚数0個
12周期目 お休み
13周期目 採卵⑧

採卵8周期目、初めての自然周期採卵。

年末年始と重なるため1周期治療をお休みし、また採卵からのスタートです。

D3に受診したところ、AFC(胞状卵胞)が1個しかありませんでした。
FSHの数値も20超えと高い数値で、なかなか厳しい状況です。
しかも、採卵を見送って移植したくとも、凍結胚は1つも残っていません・・・。

さて、どうしたものかとぐるぐる考えていると、先生が「自然周期はどうでしょう?」
1個しかない卵を薬でガンガン刺激しても意味がないと思ったので、今回は初めての自然周期採卵にチャレンジです。

低スペック患者の本領を発揮し、中刺激→低刺激→自然周期と順調にステップダウンしていっておりますが、先生も何が上手くいくかはわからないからとおっしゃっていましたので、前向きに考えたいと思います!

今までは排卵抑制にルトラールを使っていたので(黄体フィードバック法)、新鮮胚移植はできなかったのですが、
今回は、ルトラールどころか何も薬を使わないので、新鮮胚移植も選択肢に入るのかな?
成功であれ、失敗であれ1周期で片がつきますし、凍結・保管料もかかりません。
良いのでは♪

まずは良好胚を得ないことにはお話になりませんが、次の診察の際に相談してみようかと思います。


【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性
7周期目 移植②3日目分割期胚9分割グレード4、13分割グレード4→陰性
8周期目 移植③3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
9周期目 採卵⑥採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
10周期目 移植④3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
11周期目 採卵⑦採卵数1個→凍結胚数0個
12周期目 お休み
13周期目 採卵⑧

採卵7周期目の結果。

1個採卵できた7周期目、生理がきたので受診してきました。
今周期は年末年始と重なるのでお休み周期となり、採卵結果を聞くだけです。
採血も内診も無いので、とっても楽ちん♪

ですが・・・
残念ながら精鋭一個は受精はしたものの、異常受精で培養中止となりました。
顕微授精での異常受精は、卵子の質が原因のようなので、凍結料と保管料がかからないだけ良かったのかもしれません。

不妊治療をスタートしてから、初めての何もしない周期です。
のんびりしてリフレッシュ!
次の採卵周期に備えたいと思います。


【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性
7周期目 移植②3日目分割期胚9分割グレード4、13分割グレード4→陰性
8周期目 移植③3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
9周期目 採卵⑥採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
10周期目 移植④3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
11周期目 採卵⑦採卵数1個→凍結胚数0個

採卵7周期目の採卵結果。

7周期目の採卵が終わりました。
前回と同じく低刺激での採卵です。

D3からクロミッドとルトラールを服用。
D9からクロミッドとルトラールに加え、hMG225単位(あすか)を1日おきに自己注射したところ、2個の卵胞が育ちました。
最近は、卵の成長がゆっくりでD20を越えてからの採卵が続いていましたが、今回は順調に育ってくれたようでD16での採卵となりました。

排卵させるためのLHサージを起こす薬(トリガー)は毎回一緒で、hCG注射(ゴナトロピン10000単位)と点鼻薬(ブセレキュア)の併用です。
お世話になっているクリニックでは、排卵済みのリスクを避けるため、通常はトリガーから34時間後に採卵するスケジュールを組んでいます。

しかし、今回は排卵済みのリスクはあるけれど、より成熟した卵子が採れる可能性にかけて、36時間後に採卵することになりました。
先生がおっしゃるには、むしろ36時間後の方が標準で、攻める先生は38時間後にしたりするそうです。

排卵抑制の効果があるということで、初めてボルタレンの飲み薬が処方され、1日4回服用しました。

採卵結果は、2個あった卵胞からなんとか1個採れました♪
次周期は年末年始と重なるため一周期お休みとなりますが、リセットされたら一度診察に来るよう指示があったので、その時に凍結結果がわかります。
良好胚が凍結できることを祈るばかりです!


【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性
7周期目 移植②3日目分割期胚9分割グレード4、13分割グレード4→陰性
8周期目 移植③3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
9周期目 採卵⑥採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
10周期目 移植④3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
11周期目 採卵⑦採卵数1個

4回目の移植の結果。

進むも地獄、退くも地獄の苦肉の決断で行ったグレード4の初期胚1個移植の結果は、hCG0.5以下。
いつものごとく無症状、フライング検査も輝く白さでした。
想定どおりとはいえ、残念です。

次の採卵はどうするか先生に聞かれた私の答えは、「予算が尽きるまでは淡々と採卵していこうかと思います。」でした。

これは、低AMH(0.41)が判明し、タイミング法も人工受精もすっ飛ばして行った初採卵の結果が0個だった時に決めたことです。
成功であれ、失敗であれ、不妊治療を卒業した暁には気の済むまで泣いてやろうと思います。

先生も「淡々にというのは、院長も良く言っています。良い卵に出会えれば妊娠できますが、その卵にいつ出会えるかはわかりませんから。」とのことでした。

というわけで、次こそは良い卵に出会えることを祈りつつ、次周期は採卵からのスタートです。
目指せ胚盤胞!目指せ良好胚!


【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性
7周期目 移植②3日目分割期胚9分割グレード4、13分割グレード4→陰性
8周期目 移植③3日目分割期胚10分割グレード4→陰性
9周期目 採卵⑥採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
10周期目 移植④3日目分割期胚10分割グレード4→陰性

低刺激の排卵誘発にかかる費用は?

今回は、初めて低刺激で採卵しました。

今まで・・・クロミッド+ルトラール+hMG注射600単位(2日に1回)
今回・・・・クロミッド+ルトラール+D8からhMG注射225単位(2日に1回)

今までの治療法では、1周期8〜15万円かかっていました。(採卵・培養・凍結費用は除く)
特に高価なのはhMG注射です。
今のクリニックでは、600単位で1本8,200円!
225単位で1本3,600円です。

今回、D8からの開始かつ225単位なので、注射にかかる費用が押さえられ、排卵誘発にかかった費用は約52,000円でした。

採卵結果はどちらもたいして変わらなかったので、私の場合は、低刺激で十分じゃないかなと思いました。