不妊治療はじめました。

低AMH(0.41)なのにPCOS型と診断されたアラフォーの不妊治療の記録です。

次の移植はどうする?

残念ながら初移植では結果が残せませんでしたが、まだ次があります!
残っている卵は3日目分割期胚が3個です。(9、10、13分割で全てグレード4)

日本産婦人科学会の会告では、移植する胚は原則単一。
ただし35歳以上または2回以上続けて妊娠不成立の場合は、2胚移植を許容するとなっています。
アラフォーの私は2個移植対象者なのですが、現在お世話になったいるクリニックは、双子になるリスクを避けるため年齢や治療回数に関係なく1個移植を基本としています。

しかし、自分の卵の力を信じてあげられないのも情けないですが、正直グレード4の初期胚1個移植に希望が持てません。
記念受験は1回目で十分。望みの薄い移植に4ヶ月も費やすことが怖いのです!

【治療歴】
1周期目 採卵①→採卵数0個
2周期目 採卵②→採卵数3個→凍結胚数2個(6日目胚盤胞3CC、3日目分割期胚9分割グレード4)
3周期目 採卵③→採卵数1個→凍結胚数1個(3日目分割期胚13分割グレード4)
4周期目 採卵④→採卵数2個→凍結胚数0個
5周期目 採卵⑤→採卵数3個→凍結胚数1個(3日目分割期胚10分割グレード4)
6周期目 移植①6日目胚盤胞3CC→陰性

AMH(0.41)的にも、予算的にも、折り返し地点にきているかなといったところです。
あと半年ぐらいは治療を続けるつもりですが、それでもうまくいかなかった場合は、積極的な治療の辞め時を検討することになります。
それまで後悔の無いよう治療したいので、あと2回で移植を済ませて、駄目だったらすぐに採卵を開始したい!

陰性の報告を受けた後、
先生「あと3個残っていますね。」

これは、聞いてみるチャンス!
私「残っているのは3日目分割期胚で全てグレード4なのですが、1個ずつしないとダメでしょうか?2個移植は・・・?」

先生「いいと思います。ただし2個移植は院長判断となります。」
そうなのかー。
先生は、電子カルテに2個移植希望と打ち込みながら、「いいと思いますよー。院長がやりましょうと言ったら2個にして、やめときましょうと言われたら無しで!」と明るくおっしゃってくれました♪

とりあえず全ての薬の服用を止めて、リセットされたら3日目までに受診となりました。
薬を止めると早い人は2日後、遅い人はだと10日後ぐらいに生理がくるそうです。

BT12 妊娠判定日

BT12妊娠判定日です。
いや、結果はわかっているんですけどね(泣)
ダメ押しの陰性結果を叩きつけられるためにクリニックへ行って血を採られるなんて、なんと残酷な仕打ち・・・。
でも、次の移植についての相談をしなければなりませんので、討ち死にしに行ってきました。

妊娠判定は採血のみで、尿検査や内診はありませんでした。
採血を済ませて1時間半以上待ち・・・。
毎回待ち時間は長いのですが、今日の私は陰性でやさぐれているので、ちょっとイラッと。
あーダメダメ!おおらかな気持ちでいきましょう。

ようやく呼ばれて
先生「今回は残念ながら駄目でした。」
そうですよねー。気の済むまでフライング祭りをしましたから。
hCGは0.5以下。全く着床してなかったです。
フライング検査のお陰で動揺はなく、血液検査の結果を見ながら、「hCGのみの検査だからBT10あたりから服薬を飛ばしてのはバレなくてすんだなー。」などと思っていました。(苦笑)

もし、私のように6日目胚盤胞3CCに望みをかけてこの記事にたどり着いた方がいらっしゃいましたら、良い結果事例にならず申し訳ありません。
私は奇跡を起こせませんでしが、あなたは皆さんの希望の星になるよう必ずや奇跡をおこしてください!
不良胚での妊娠事例は私のような低スペック患者の励みになります♪

BT6~BT10

相変わらずの無症状ですが、いよいよ妊娠判定までの後半戦!フライング祭りの幕開けです。
後半戦といいながら海外製の安い検査薬を60本も買いだめしているので、既にBT4から始めちゃってます♪

治療開始当初は、一度採卵したらすぐに移植できると思っていたので、去年の12月に意気揚々と買いだめしておいたのですが、私の体がポンコツだったせいで半年以上も寝かせておくことに・・・。
しかし、ついに日の目をみることになりました♪

ちなみに、私の購入したものは早期妊娠検査薬「Wondfo」です。
検査感度25mlU/mlで、生理予定日2日前から検査可能とのこと。
お安い(1本45円)だけあってとても簡素な作りなので、紙コップを自分で用意しなければなりません。

結果、
BT4から使い始めた検査薬は、BT10まで身の潔白を証明し続けました。
見事なまでに真っ白で、心眼を開く余地すら与えてもらえません・・・。
しょうがないのでお酒を飲みます!

ここ最近は、毎朝
私「真っ白や~(´Д`;)」
夫「ありゃ~駄目だこりゃ~(´Д`;)」
がお決まりのやり取りになっています。もはやネタ(苦笑)
低スペック患者なので、悪い結果にいちいち落ち込んでいるとメンタルが持ちませんから、これも一種の自己防衛なんだろうなと思ってます。

そして、目下の悩みは服薬のモチベーションです。
特にウトロゲスタン(膣錠)!
めんどくさいし、何よりも妊娠の見込みのない状態ではあのカスの不快さに耐えられません・・・。
朝夕2回入れないといけないのですが、1回飛ばしたりしちゃってます。
※よいこのみんなはマネしちゃダメよ!(笑)

BT1~BT5

6日目胚盤胞3CCの記念受験と言ってはおりますが、大枚はたいて移植したのだから、当然少しは期待しています。
・・・が、清々しいほどに無症状の日々が続いています。

妊娠された多くの方がおっしゃっている足の付け根あたりのチクチクよ来い~!
この際、吐き気もウェルカム!
自身の体の不調を望むなんて、妊活中だけでしょうね(苦笑)

今の生活は、飲酒・喫煙・運動はしていませんが、自転車通勤など普段どおりにしています。
クリニックの妊娠判定はBT12ですが、フライング祭りを開催しますので、結果はもうすぐわかることでしょう。
人事を尽くして天命を待つ。どっしり構えておきたいのは山々ですが、どうにも落ち着きません(苦笑)

初移植。あっという間に終了。

D19に初移植してきました。BT0日です!
採卵の時と比べて痛みは全くなく、あっという間に終わりました♪
事前の検索魔でお小水をためないといけないかなと思っていましたが、
看護師さんから「1番目の採卵の方が呼ばれたらおトイレに行っておいてくださいね。」と言われて拍子抜けでした。(ちなみに、私は3番目の移植)

移植する時はモニターを見せてくれて、先生が「この胚盤胞をここに置きますよ~。」とライブ実況してくれます。
ぶっちゃけ、ふーん。ぐらいのもんでしたが(苦笑)

移植後は休憩することもなく、着替えたらすぐ移動して先生の説明を受けました。
移植後の生活は普段どおりで良いとのこと。
移植後の過ごし方は色々検索しましたが、クリニックによってまちまちだったので、先生のおっしゃるとおり普段どおりにしようと思います。
ただし、胎嚢確認前までは運動強度が強いと科学流産率が高くなるととどこかで見たので、念のため着床期は運動は控えようかなと。

今回移植したのは6日目胚盤胞3CCです。
初期胚の画像は一度ちらっと見せてもらったのですが、胚盤胞の写真は今回初めて見ました。
さすが3CC、私の思い描いていた胚盤胞とは姿形が違います。
素人目では内細胞塊と栄養芽細胞の区別が全くつかず、胚盤胞としてちゃんと育ってるの?と心配になるレベルでした・・・。
見た瞬間の感想は、こりゃ駄目だろうなでした。

とはいえ、低い可能性なのでしょうが妊娠できる可能性があるとクリニックが判断して凍結された卵です。
今は卵の生命力を信じて待つのみです!

移植日決定。

初めての移植周期。D13に2回目の受診でした。
血液と内診の結果、移植可能とのこと!

E2 P4 内膜
D1 33.9 0.65 3mm
D13 404.8 0.29 11.7mm

内膜は3mmだったものが11.7mmまで厚くなってくれていました。
夜な夜なディビゲルを3包も塗り続けた甲斐もあるってもんです♪

移植日は最短6日後で、薬を使って後ろにも伸ばすことができるそう。
私は最短の6日後(D19)にしてもらいました。

先生「胚盤胞が1つありますのでそれから戻していきましょうね。」
胚盤胞といっても6日目3CCなのですが、私にはそれ以上の持ち駒はないので、卵の生命力を信じて頑張ってもらうしかありません。
「はい。」と返事をしながら、今回駄目だったら残りの初期胚を同時に移植するのはどうか聞いてみようかななどと考えていました。

今までの治療結果が散々すぎて、真っ先に駄目だった場合の事を考える癖がついてしまいました。
6日目3CCだって妊娠できる確率はゼロではないもいうのに、よくないな~。

さて気を取り直して!
移植に向けて今までの薬に加え、さらに薬が追加投入されました。
もちろんはじめましてのお薬です。

デュファストン5mg 1回2錠、1日3回の服用(食後)
ウトロゲスタン膣坐薬 1回1錠 1日2回(朝と夜入浴後)

両方とも黄体ホルモンを補う薬です。
黄体ホルモンは排卵後に分泌されるものなので、前回膣坐薬が処方されなかったのは、今回の移植には使わないのではなく、まだ必要なかっただけだったのですね。
膣坐薬は何種類かあって自分で選べるシステムになっていました。
指で挿入しなくてもよいアプリケーター付きのものもありましたが、私は一番粒が小さいウトロゲスタンを選びました。
黄体ホルモン剤は、吐き気をもよおす方もいらっしゃるようで心配していましたが、今のところなんともないです♪

いよいよ初移植。夫に可能性は低いよと伝えたところ「記念受験やな」と。確かに!(笑)
期待しすぎないように期待して(?)頑張りま~す。

6周期目、遂に移植周期へ。

採卵5周期目も良いグレードの胚を手に入れることはできませんでしたが、予定どおり移植周期に入ることになりました。
採卵に関しては、経験値も上がり注射も手慣れたものですが、移植周期は初めてのことなので、ぴよぴよ状態(笑)
はじめましてのお薬ばかりです。
採卵周期と違い注射はありませんが、毎日の薬の服用と塗り薬があります。

 

まずは飲み薬から。

ジュリナ錠0.5mg 1回2錠、1日3回の服用(食後)

バイアスピリン錠100mg 1回1錠、1日1回の服用(朝食後)

ランソプラゾールOD錠15mg 1回1錠、1日1回の服用(朝食後)

ジュリナ錠は、卵胞ホルモンを補う薬。

バイアスピリンは、血液を固まりにくくする薬。

ランソプラゾールOD錠は、胃酸の分泌を抑える薬。(バイアスピリンが胃を荒らしてしまうため) となっています。

検索魔の結果では、膣錠を処方されている方が多くいらしたのですが、私は処方されませんでした。

 

そして塗り薬。

ディビゲル1mg お風呂上りに1日3包を太ももor下腹部に塗る。

ディビゲルもジュリナ錠と同じく卵胞ホルモンを補う薬です。

てっきりエストラーナテープを貼るのかと思っていたのですが、塗り薬でした。
しかも1日3包です。
クリニックからもらえる移植周期の薬に関する説明の紙には1日1包とあったのですが、先生に赤で3包に訂正されました。。。

移植周期でも低スペック患者ということでしょう(苦笑)


連続採卵を5周期行い、現在凍結されている胚は全部で4つです。
3日目分割胚 3個
 9分割グレード4
 13分割グレード4
 10分割グレード4
6日目胚盤胞 1個(3cc)

本当は「ひかりのよろい」と「王者の剣」を装備したかったのですが、「ぬののふく」と「ひのきのぼう」で戦いを挑むことになりました。
しかし、可能性はゼロではないので頑張ります!